育毛のことを学ぶ 育毛の原因は2つだけ
抜け毛の原因大きく分けると2つ
育毛研究員のたーさんです。
『育毛のことを勉強しよう』
多くの男性の悩みに薄毛というものがあります。
なぜ、これほどまで、薄毛というものに
悩まされなければいけないのか?
私自身も、額の部分が後退してきて
剃りこみと呼ばれる部分もかなり薄くなってきました。
買い物に出かけようと思うけど
髪型が決まらず、玄関を出たり入ったり
何度も躊躇します。
いままで薄毛になってしまうメカニズムが
ハッキリとされていませんでした。
いまだに特効薬というものが無いのですが
それでも、一昔前よりは、かなり解明されつつあります。
今日は、今さっき読んだばかりの
書籍をまとめて、抜け毛の原因と
今現在の解決法をシェアしていきます。
読んだ書籍の名前は
「おもしろサイエンス 薄毛の科学」という
ちょっとふざけたネーミングですが、かなり
データと専門用語がふんだんにちりばめられた
良書だと思います。
『男性型脱毛症の2つの原因』
抜け毛といっても、病的な抜け毛もあれば
外傷による抜け毛もあります。
今回は、男性型脱毛症というものにだけ
注目をしています。
原因はたった2つしかありません。
1、病的なもの
2、ホルモンによるもの
1番は、がん治療などが有名ですが
ごっそりと抜け落ちる身体的な反応です。
2番は、男性ホルモンによるものです。
男でも女性でも男性ホルモンは持っていますが
特に男性は、そのホルモンの作用が抜け毛を
促進してしまう環境を持っている人がいます。
1番の病的な原因は治療をやめるか
治療方法を変えるかで抜け毛は改善するのですが
2番の原因である男性型脱毛症への
アプローチはちょっと複雑です。。
よく最近耳にするAGAというものがあります。
AGAとは
Androgeneticalopeciaを短縮したもので
andro=男性ホルモン
genetic=遺伝
alopecia=脱毛
という訳になります。
1942年にハミルトンというホルモン学を研究する
アメリカ人が男性ホルモンが男性型脱毛症を引き起こしていると
突き止めたのが最初です。
薄毛の最大の原因といわれるのがホルモンと遺伝と
いうことですが、それ以外にも
食の欧米化や様変わりする仕事へ
対応できないストレスも大きな要因とも言われています。
最も薄毛に対して効果を発揮している薬が
近年では、服用されています。
それは「フィナステリド」という物質です。
主に服薬タイプの育毛効果の高い薬ですが
このフィナステリドという成分が
なぜ、育毛に効果的なのかということを
説明していきます。
育毛に効果があるといいましたが
正しくは、髪の毛を生やす因子を
阻害するものを遠ざけるといったほうが
適していると思います。
フィナステリド=毛生え薬
と思うのは、ちょっと間違っています。
『髪が抜けるメカニズム』
ちょっと専門用語を使うために
わかりにくいのですが、あえて説明します。
男性ホルモンは別名「テストステロン」といわれています。
テストステロンとは、どんな人の身体にもある
ホルモンの一種です。
その物質が、5α還元酵素と呼ばれるものと
結合するとテストステロンが強くなって
強力な存在になります。
その存在の名前は「ダイハイドロテストステロン」
といいます。
そのダイハイドロテストステロンはDHTとも言われています。
つまり、テストステロンというホルモンだけでは
ハゲが進行しずらいのですが、DHTになった途端に
男性型の脱毛症が進行するということです。
つまりは
このテストステロンとDHTがタッグを組むのを
阻止することが、抜け毛を予防する手掛かりになると
いうことです。
『AGAの効果』
フィナステリドというものができてから
抜け毛の進行を遅らせる方が増えているのは事実です。
実際、フィナステリドを服用して3カ月経過したころには
抜け毛が減ったと感じる人が多いというデータもあります。
さらに、服薬を継続して「やや改善以上」の効果を実感した
方は
48週で58%
3年で78%というデータもあります。
つまり、服薬タイプの薬は効果的だということです。
私自身もフィナステリドを服用しています。
実感はかなりあり、髪が生えたという感覚があります。